路上テント教養強化開催!!!!!!!
路上テント教養強化を開催する。
大学や公園で、勝手にテントを張って、そこで読書会や勉強会を開いて、”教養強化“していくという企画である。
第一回は、5月30日に、京都のどこか、恐らく京大のどこかで行う予定だ。テーマは、「『人新世の資本論ブーム』について」だ。興味があれば連絡して欲しい。
(訂正:サークル側の準備不足で、初回は6月4日か5日に、京都のどこかでやることになりました。テーマは変わりません。よろしくお願いします。)
この企画は、『人新世の資本論』の読書会ではなく、それが大人気となっている現象をメタ的に話し合おうとするものだ。だから、人新世の資本論を読んでいる方が好ましいが、読んでいなくても、テントに来てくれて構わない。(ぶっちゃけてしまえば、そもそもテーマはお飾りみたいなものなので……)
複数の部員がこの企画を気に入れば、定期的にやっていくことになると思う。
以下の文章は、路上テント教養強化を開催しようとするまでの、サークル内部での経緯説明である。
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サークルの結成から、早二か月が経った。
当初はたった六人だった部員も、五人の新入部員が加わったことで、十一人の部員を抱えるサークルになった。創立メンバーの自分が言うのもなんだが、部員同士で大した話し合いもないままノリとテンションだけで作って、サークルの方針が何なのか、部員自身もよく分かっていない様なサークルに、こんなに人が入ったり、連絡をくれたりするとは思っていなかったので驚いている。
しかし、問題がある。
活動に物理的なベースがない……。
まず、拠点がない。
現状は非公認サークルだし、部員が十一人になった今も、何故か在籍している大学が全員違っていて、どこかの大学で公認を取って部室をぶんどるのは、まだまだ遠い話な気がする。まさかマンションの一室を借りたり出来るような金銭的な余裕があるはずもない。そうした中で、読書会もオンラインだし、交流会もどこかのカフェでやっているのが現状だ。
宣伝方法に関しても、一応大学でビラを貼ったりということはしているが、ビラを見かけて連絡をくれる人は未だゼロ人である。最早、「Twitterだけでなく、リアルでも色々頑張ってます‼」というアピールとして、ビラを貼った画像をTwitterに載せることで、そのツイートを見た人が連絡をくれるという、最悪のシステムに陥りつつある。
こんなことではだめだ。とにかく「部室」、或いは「アジト」と呼べるような拠点を用意しなければ、サークル活動の実態が作りづらい。
ということで、「拠点」を手に入れた。
当面の間は、これが拠点である。単なるアウトドアのテントにしか見えないかもしれないが、れっきとしたアジトだ。或る部員の実家に眠っていたテントを蘇らせて、「テント式拠点」を作ったのだ!
英雄や哲人王を探していますとかデカいことを言っておいて、テントを手に入れただけでキャッキャキャッキャ言っている惨めな現状を思うと悲しくなってくる。もっとしっかりとした拠点を早く手に入れたいものだ。
しかし、「テント式拠点」には、“不動産”の拠点にはない大きな利点がある。それは、テント式アジトは、移動が可能であるということだ。
大学構内だろうと、どこかの公園の中だろうと、このテントを置いてしまえば、そこは、“サークル『教養強化』の拠点”になるわけである。どんな空間でも、我々の空間に出来てしまうのだ。
ということで、これからは、その“テント式拠点”を使って、環境管理されまくった大学、或いは公園の中に、勝手にテントを置きまくって、勝手に交流会を開きまくって、勝手に“教養強化”をしまくる予定である。
学生諸君よ、サークル『教養強化』のアジトに集え!!!!産学連携しまくった大学が、オンライン化とかなんだとか言って、勝手に自己解体してくれているのだ。これを機に、ネオリベ機関に頼るのはやめて、学生自身の手で、教養強化を始めよう!!!!